アプローチショットの精度を上げるためには、専用の練習環境が不可欠です。多くのゴルファーが打ちっぱなしや自宅マットで練習を重ねていますが、実際のラウンドでミスを連発してしまうのは、「実戦に近い環境での練習」が不足しているからかもしれません。特に芝の上から打つ経験は、インパクトの感覚や距離感、芝の抵抗などを体で覚えるうえで非常に重要です。
この記事では、神奈川県内でアプローチ練習に最適なゴルフ練習場を、天然芝やアプローチ専用エリアの有無などの視点から紹介します。打ちっぱなしだけでは身につきにくい“寄せ技術”を高めたい方は、ぜひ練習場選びの参考にしてください。アプローチはスコアメイクの要。環境を変えれば、あなたのゴルフもきっと変わります。
アプローチ練習場を利用したい方は『Storage(ストレージ)』がおすすめです。
- 最大40ヤードで自由な位置からの練習
- 時間制の打ち放題の利用
- 球数を気にせずに利用可能
無料体験が可能なので、アプローチ練習に興味がある方はお気軽にご利用ください。

2. 神奈川県でアプローチ練習ができる練習場の選び方
- アプローチ練習場のある施設を探すポイント
- 天然芝 vs マット打ちの違い
- ボール、距離、グリーン再現性の比較
アプローチ練習場のある施設を探すポイント
アプローチの上達には、専用エリアを備えた練習施設を選ぶことが重要です。
なぜなら、打ちっぱなしでは得られない実戦的な練習が可能になるからです。特に30ヤード以内の距離感や、バンカー越えなどのシチュエーションは、通常の打席では再現しにくいもの。専用アプローチエリアがある施設では、芝の上から打てる環境や、傾斜・目標グリーンが用意されており、より本番に近い感覚で練習ができます。
例えば、神奈川県内でもアプローチ練習専用エリアが整備されており、初心者から上級者まで幅広く活用されています。施設によっては、バンカーやパター練習エリアも併設されており、ショートゲームを総合的に磨けます。
ただ打つだけの練習から一歩進んで、実戦感覚を養いたいなら、アプローチ専用エリアの有無をチェックすることが近道です。
天然芝 vs マット打ちの違い
アプローチの精度を高めるには、できるだけ天然芝の上から練習するのが理想です。
なぜなら、マットと芝ではインパクト時の感触やボールの挙動が大きく異なるからです。マットはボールの下を多少ダフっても滑って打ててしまいますが、天然芝ではミスがそのまま結果に表れます。つまり、ミスを隠さず、正しい打ち方を自然と身につけられる環境なのです。
例えば、マットではうまく当たっていた人が、芝になるとトップやダフリが急増することがあります。これは、地面の抵抗や芝の厚みによる影響を感じ取る経験が不足しているため。天然芝での練習では、スイングの最下点を意識せざるを得ないので、結果的にスイング軌道が整ってきます。
練習の“質”を高めたいなら、天然芝の施設を優先して選びましょう。少し料金が高くても、ラウンドでの成果は確実に変わってきます。
ボール、距離、グリーン再現性の比較
アプローチ練習場を選ぶ際は、「どんなボールが使われているか」「距離設定はあるか」「グリーンの再現度は高いか」に注目しましょう。
その理由は、これら3つの要素が「実戦力」に直結するからです。レンジボールとコースボールではスピン量が違い、また練習距離が短すぎると振り幅の練習しかできません。加えて、実際のグリーンを模したターゲットがあるかどうかで、落としどころや止まり方の判断力が養われます。
例えば「グリーンヒルゴルフパーク」や「一里山ゴルフセンター」では、50ヤード前後のアプローチに対応し、かつ芝の高さや傾斜に工夫されたエリアを用意しています。さらに、リアルなグリーンを模したターゲットが設置されていると、「止める」「転がす」といった選択肢の感覚も鍛えられます。
見た目の施設の綺麗さ以上に、「実戦に近いかどうか」で選ぶのが、上達を早める最大のポイントです。
3. 芝から打てる本格アプローチ練習場(おすすめ3選)
ストレージ(海老名市)
「静かに集中してアプローチ練習がしたい」方に最適なのが、インドア型の練習施設「Storage(ストレージ)」です。
海老名駅からアクセスしやすい立地にありながら、完全個室の練習ブースが用意されており、周囲を気にせずに黙々と練習に没頭できます。天然芝ではありませんが、高精度のシミュレーションシステムにより、打ち出し角やスピン量、弾道の再現が可能。自分のスイングの傾向を数値で“見える化”できます。
とくにアプローチ練習においては、同じ条件で繰り返し練習できることが大きなメリット。傾斜や芝の状態に左右されない分、フォームやインパクトの感覚を安定させるには理想的です。また、天候や時間に左右されず練習できる点も、継続力を高める上で強い味方になります。
静かな環境で“練習の質”を高めたい方には、Storageが最適な選択肢のひとつです。
- 最大40ヤードで自由な位置からの練習
- 時間制の打ち放題の利用
- 球数を気にせずに利用可能
無料体験が可能なので、アプローチ練習に興味がある方はお気軽にご利用ください。

アコーディア・ガーデン茅ヶ崎(茅ヶ崎市)
この施設の最大の魅力は、天然芝を使用した広々としたアプローチエリアとバンカー練習場が完備されていること。通常の打ちっぱなしでは味わえない、実際のコースに近い打感やスピンの感覚を体験できます。特に天然芝の上から打つことで、クラブの入り方やボールとの接地タイミングをリアルに学べるのが特長です。
また、距離や傾斜に変化があるため、平坦なマット練習ではわからない「落としどころの判断」や「高さの使い分け」も磨けます。これは、実際のラウンドで一打一打の選択肢を持つための非常に有効なトレーニングです。
天然芝+バンカー+傾斜練習という贅沢な環境で、あなたのショートゲームは一気に実戦仕様になります。
SHONAN G.O.G.(湘南銀河大橋ゴルフ・平塚市)
この施設は、天井ネットがない開放感のある練習場で、まるでフェアウェイからショットしているような感覚を得られます。打球の弾道が最後まで確認できるため、距離感や高さの感覚が鍛えられるのが魅力です。
さらに、アプローチエリアでは芝の状態や傾斜が実際のゴルフ場に近く、距離に応じた打ち分けの練習ができます。初心者でも「ここからなら転がすか?浮かせるか?」といった思考のクセづけがしやすく、ラウンドでの対応力が上がります。
フェアウェイの延長のような環境で練習したい方には、この開放的な施設がぴったりです。
グリーンウッズゴルフ(大和市)
この練習場では、実際のコースでも使われる“コースボール”を使用しているため、練習と本番でギャップが少なくなります。 一般的な練習場の「レンジボール」と違って、スピンや飛距離のフィーリングが本物に近いので、練習の精度がグッと高まります。
また、天然芝の上からアプローチ練習ができるほか、レッスンプログラムも併設されているため、初心者でも安心して練習を始められます。自分でなんとなく打つよりも、基本のフォームや狙い方を教わることで、失敗の原因が明確になりやすくなります。
「ただ打つ」ではなく「理解して打つ」アプローチ練習をしたい方にはぴったりの環境です。
4. 神奈川県内の主要アプローチ対応練習場一覧【エリア別】
横浜市
1. ニューツルミゴルフ練習場
横浜市鶴見区の人気ゴルフ練習場です。125ヤードの打ちっぱなし(88打席)に加え、天然芝のアプローチ専用練習場を併設しています。パター練習グリーンとバンカー練習場も完備されており、芝の上で本格的なアプローチショットやバンカーショットの練習が可能です。初心者でもコースに近い感覚でショートゲームを練習できます。
2. e-shot こどもの国店
横浜市青葉区にあるインドア型シミュレーションゴルフ練習場です。最新シミュレーターを使い、バーチャル上でアプローチ練習やパッティング練習ができます。スクリーンに向かってショットを打つと弾道データが表示され、20mのパット練習も可能です。また床が自動で傾斜し、コースのアンジュレーションに合わせて足元が傾く仕組みがあり、上り下りのあるアプローチもリアルに再現できます。天候や時間を気にせず、初心者も安心してアプローチの基礎から練習できる環境です。
3. 氷取沢ゴルフ練習場
横浜市磯子区にある250ヤード・88打席の広大な屋外練習場です。打席数が多く開放的なフェアウェイを備えるだけでなく、アプローチ練習用のグリーンやパッティンググリーン、バンカー練習スペースも設置されています。別途有料で利用できる専用のアプローチ練習場では、ピッチ&チップショットやバンカーからの脱出などショートゲーム全般を練習可能です。初心者から上級者まで、コースさながらの環境でアプローチ技術を磨けます。
4. ZUUUM GOLF RANGE (関内馬車道店)
横浜市中区、関内駅近くにあるインドアゴルフ練習場です。最新の弾道測定機(フライトスコープ)を全打席に完備した打席のほか、室内にはパター・アプローチ練習エリアも用意されています。広めの人工グリーン上でパッティング練習ができ、短いアプローチショットもそこで実践的に練習可能です。会員制で予約制のため待ち時間なく利用でき、初心者でも周囲を気にせずじっくりアプローチ練習に取り組めます。
5. イーグルスゴルフ
横浜市都筑区にある150ヤード・75打席の練習場です。規模は中程度ながら、本格的なパター・バンカー・アプローチ練習場を併設しているのが特徴です。ベント芝のパッティンググリーンとコウライ芝のアプローチグリーンが設置されており、芝の上から実際にアプローチショットを練習することができます。バンカーからの寄せや10~30ヤードのピッチ・チップショットなども専用エリアで反復練習可能です。初心者も実際のコースに近いコンディションでショートゲームの腕前を磨ける施設です。
4-2. 川崎市
丸子橋ゴルフ練習場
多摩川沿いに位置し、開放的な空間でのびのびと練習できる打ちっぱなし施設。アプローチ練習エリアも整備されており、短い距離の距離感やスピン感覚を養うのに適しています。都内からのアクセスも良好です。
百合ケ丘カントリー倶楽部
落ち着いた雰囲気の中で本格的な練習が可能な施設。アプローチグリーンが設けられており、実戦に近い感覚での練習が可能。芝からのアプローチ体験ができるのも魅力です。
4-3. 藤沢・平塚エリア
藤沢ジャンボゴルフ
打席数が豊富で広々とした練習場。短い距離のショットも繰り返し練習できる環境が整っており、ビギナーから上級者までアプローチの反復練習に最適な施設です。
SHONAN G.O.G.(湘南銀河大橋ゴルフ)
天然芝のアプローチ練習エリアを備えた本格派練習場。芝の上から直接打てるため、打ち出しの感覚やスピンのかかり方を肌で感じられる貴重な施設です。
4-4. 厚木・相模原・大和エリア
一里山ゴルフセンター
天然芝のアプローチ練習場が魅力の施設。200ヤードの広々としたフィールドと、きれいな空気の中で集中して練習できる落ち着いた環境が整っています。
厚木ゴルフプラザ
打席数が多く、距離感や方向性の調整がしやすい練習場。アプローチの練習も可能で、実際のラウンドに近い感覚を養える設備が充実しています。
大相模ゴルフスポーツガーデン(旧ASC)
アプローチからバンカーまで幅広い練習が可能な複合施設。距離別に打ち分ける練習にも対応し、初心者から中・上級者まで満足できる環境が整っています。
グリーンヒルゴルフパーク
広々としたフェアウェイ感覚の練習場に加え、アプローチ専用エリアも完備。芝の感覚や距離感、スピンを確認しながらじっくり取り組める本格練習場です。
5.【初心者向け】アプローチ練習で押さえておきたい基本ポイント
- 正しい構え・体重配分・目線
- 50ヤード以内の打ち分け方
- トップやダフリを減らす練習法
正しい構え・体重配分・目線
アプローチで大切なのは、ボールを打つ前の「構え」が正しいことです。
構えが崩れていると、スイングが乱れ、トップやダフリなどのミスにつながります。ポイントは、スタンスは肩幅より少し狭め、体重は左足(前足)に6〜7割ほど乗せること。さらに、ボールを見るときは「見つめすぎず、視界の隅で捉える」ようにしましょう。
たとえば、体重が右足に残ったまま打つと、すくい打ちになりやすく、トップしがちです。逆に、左足にしっかり乗せると、クラブヘッドが自然とボールの下に入り、クリーンにヒットしやすくなります。
正しい構えは、良いスイングの土台です。まずは構えだけを鏡の前で毎日チェックするだけでも、アプローチの安定感が格段に変わります。
50ヤード以内の打ち分け方
アプローチでスコアを縮めるには、「距離の打ち分け」が欠かせません。
特に50ヤード以内では、フルショットよりも「振り幅」と「スピード」をコントロールする感覚が重要です。理由は、強く打つよりも「狙った距離に運ぶ」正確さが求められるからです。
たとえば、30ヤードなら腰から腰の振り幅、50ヤードなら肩から肩くらいを目安に。グリップを少し短く持ち、一定のテンポでスイングすることで、飛距離が安定します。また、クラブのロフト角(PWやAWなど)を使い分けると、同じ振り幅でも距離の幅が広がります。
「どれくらい振れば何ヤード飛ぶか」を自分の感覚でつかむことが、実戦での武器になります。 練習時に距離ごとの「自分の基準」をメモしておくと、ラウンドでも迷わず判断できるようになります。
トップやダフリを減らす練習法
アプローチで「トップしてグリーンオーバー」「ダフって全然飛ばない」…
これらの原因はスイングや構え以前に、“無意識のクセ”が潜んでいることがほとんどです。正しい打点を安定させるためには、体の動きや手元の位置、クラブの使い方を見直すことが第一歩。
トップ・ダフリのミスを根本から解消したい方は、ぜひ以下の記事をチェックしてみてください。
6.まとめ|自分に合った練習環境でアプローチ上達を目指そう
アプローチ上達には、自分に合った練習環境を選ぶことが重要です。特に初心者は、芝から打てる施設やアプローチ専用スペースのある練習場を選ぶことで、実戦に近い感覚を身につけやすくなります。
また、通いやすさや落ち着いた雰囲気も、練習を習慣化する上で大切なポイントです。加えて、レッスンやサポート体制が整っていれば、ミスの原因にも早く気づけ、効率的なスコアアップが期待できます。環境を選ぶことが、上達の第一歩です。